鶴岡公園、荘内神社、大宝館に藤沢周平記念館、
藩校致道館に致道博物館、荘銀タクトに鶴岡アートフォーラムと、
鶴岡公園近郊にはたくさんの文化施設があります。

当然美味しいお店もたくさんあるのですが、
今回はランチで行っても夜飲みに行っても楽しめる、
おすすめの和食処
を2つ紹介します。

1.鶴岡の豊かな文化を味わう「水の食卓 百けん濠」

ひとつめは「水の食卓 百けん濠」
地元食材を使った創作和食が味わえるお店です。

晴れた日は自然光が差し込む明るい店内で、
お濠の輝く水面を眺めながらお食事するのが最高。

フォーマルな会合にもよく使われますが、
気軽な昼膳も楽しめるし、
夜は夜膳があって、コースメニューとお酒を嗜むこともできます。

私は今回昼の会合で来たのですが、
旬のお刺身に天ぷら、庄内豚の角煮に県産ハーブ鶏など、
昼膳メニューが豊富で目移りしました。

そして選んだのが「麦切り膳」です。
庄内名物の麦切りは「小麦粉をこねて切ってできた」ことに由来する麺で、
細切りのうどんに似ています。
百けん濠の麦切りはシルクを練りこんであるので、特別プリプリつやつやしています。
つゆは少し濃い目で、焼き魚と天ぷらも添えられています。

一緒に来た子どもたちは、「お子様ランチ」を注文しました。
麦切りをメインに、フライドポテトとハンバーグとサラダ、
ジュースとおまけのお菓子がついて、結構豪華です。

麦切り膳もそうでしたが、麺は温かいものと冷たいものいずれか選べます。
猫舌の娘もすぐに食べられて満足そうでした。
さらにお店では、まだ園児の息子のために、
ハイチェアーとスプーンとフォークも用意してくれました。
多目的トイレにおむつ替えシートもあったので、もっと小さい子でも安心ですね。

店内は全部椅子のテーブル席で、
駐車場も多いので、小さい子だけでなく足腰の弱い高齢者にもうれしい
ですよ。

帰りはお濠のまわりをお散歩できます。
写真奥、階段のところには鯉やナマズ、小さな魚やアメンボなどがいます。
駐車場までの道すがら、眺めていくのもいいですね。

2.気軽に海の幸を楽しむ「海鮮酒場 さしみ~や」

ふたつめのお店は「海鮮酒場 さしみ~や」
百けん濠よりカジュアルな居酒屋さんです。

店の入口すぐから奥のほうまで、棚にずらりと酒瓶が並んでいます。
よく見ると全国各地の日本酒と焼酎がそろっていて、
その数にただただ圧倒されました。

席はカウンターとお座敷があります。
お座敷は襖で区切られていましたが、大人数の宴会の時は開放されるようです。

ここも私はランチで行ったのですが、
魚介メニューの美味しさに定評があるお店なので、
昼でも海鮮がしっかり味わえます。
あらかじめ予約して行ったところ、着いてすぐお料理を出してくれました。

私が注文したのは「銀ダラ定食」
このこってりした照り焼きの脂が好きなのです。
ごはんと味噌汁、サラダと小鉢、漬物がついてきます。

一緒に行った同僚は「海鮮丼」を注文していました。
こちらも味噌汁とサラダ、小鉢と漬物がついてきます。
季節によってお刺身も変わるようですが、これがなかなかボリュームたっぷり!
追加料金で本マグロやウニをトッピングしたメニューもあるようです。

ランチでは他にネギトロ丼なども食べられます。
駅裏のほうには「さしみ~や2号店」もあります。
魚介とお酒が好きな方には特におすすめですね。

最後に

鶴岡公園近郊の和食処としては、
「お台所やじま」、「お食事処 桂や」などもアットホームで人気です。
洋食で地元食材を味わいたいなら、
「スカーゼ」「カフェスタジオサンク」も個人的に好きです。

いずれのお店もランチから飲み会まで対応しているので、
鶴岡公園近郊の文化施設をまわりながら一日を堪能する、
そのスケジュールの中にぜひ加えてくださいませ。

イラストレポートはこちら

※今回は会合で行ったお店なので、あまり写真が撮れず申し訳ありません。
 メニュー等はぜひ公式サイトからご覧くださいますようお願いいたします。

「水の食卓 百けん濠」の公式サイト

「海鮮酒場 さしみ~や」の公式サイト